【授業/評価/振り返り】授業や単元の最初と最後に同じ発問をして生徒の成長を捉える
よく授業(や単元)の最初と最後に同じ発問をする。
— さいうさ (@tanabikitanabic) 2021年3月30日
「聖徳太子ってどんな人?」
「政党とは?」
最初は自由記述。最後は,100字レポート。
断片的であった知識が構造化された様子が分かり,生徒の変容を見取りやすい。
また,生徒がレポートに記述した内容から授業の足りない部分も見えてくる。 pic.twitter.com/2oCZ2cVeT4
U字型のOPPA使用に近いイメージを感じる。
最初に書いたことと最後に書いたことに差が生まれており、差が学習内容に基づくものであるならば、生徒の成長を捉えることができるかもしれない。
元ツイにもあるように、生徒の成長が想定していたものと異なる場合、我々は何かを調整する必要があるだろうと思う。
道徳の授業のイメージも近いかもしれない。
自分が最初にもっていた考えを、議論を通して深めたり、広げたりして、最後に振り返る感じ。振り返りの対象も、感覚も違うから別物なんだろうけど。
ただ、同じ問いに対するアウトプットの結果を比較するのではなく、授業や単元の目標に対して自分の学習を振り返る方がいいのかどうなのか。振り返りを言語化することが難しい場合は、今回のような方法を足掛かりにしてもいいのかもしれない。
何となく自分の中では,これはアウトプットするところまでが子どもの活動で,成長を捉えるのは教員側のイメージ。対して、授業や単元の目標に対して自分の学習を振り返るのは、子どもも教員も成長を捉えることができるのではないかと思う。