モチベーション大百科と学校教育3【自問式セルフトーク】
はじめに
「図解モチベーション大百科」編著 池田貴将 を読み,これらの内容を学校教育とどのように関係づけられるのか,具体的にどのように実践できそうなのか,自分の考えを整理するために書き綴ってみたいと思います。
【自問式セルフトーク】
CHAPTER1動機づけのモデルケース
【自問式セルフトーク:自分にもお伺いを立てる。】
断定よりも疑問の方が,答えとモチベーションを引き出す助けになる。
映画やドラマのシーンでよく出てくる「俺はやる」と言い聞かせるよりも,「俺はやれるか?」と自分に質問した方が多くの課題に取り組めたそうですが…「世界の果てまでイッテQ」の内村さんを思い浮かべました。
学校でやってそう,できそうな実践
・子供たちに何かに取り組ませたいとき,できそう?と尋ねる。
・勉強しなきゃいけないけど,勉強できそうにない時「遊びたいのはわかるけどどうする?勉強する?」と自問してみるよう勧める。
・「自己指導能力」の育成を目指す生徒指導
・PAの理念の一つ「チャレンジ・バイ・チョイス」
PAプログラムには強制はありません。挑戦への選択の自由が常に保証されています。個人の挑戦レベルとその方法は、自分自身が決定します。また、自分が挑戦を選択しなかった場合でも、グループから外されるのではなく、グループの仲間にどのような方法で協力できるのかを考えることも選択のひとつになります。(Project Adventure Japan HPより)
注意点
・そもそも,やりたくないことに取り組ませるのではなく,やりたくなるような仕組み,仕掛けをすると自問式セルフトークに頼らずに済む。
・本人の意思決定によっては,必ずしも「取り組むこと」を選択するとは限らない。
さいごに
『やるべきだけどやりたくないことは,「やるの?」と自分に聞いてみよう』
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