モチベーション大百科と学校教育2【キャンディ効果】
はじめに
「図解モチベーション大百科」編著 池田貴将 を読み,これらの内容を学校教育とどのように関係づけられるのか,具体的にどのように実践できそうなのか,自分の考えを整理するために書き綴ってみたいと思います。
【キャンディ効果】
CHAPTER1動機づけのモデルケース
【キャンディ効果:スモールプレゼントをする。】
いい気分をつくってから仕事に取りかかってもらった方が,結果的に作業がはかどり,ミスも減る。
「キャンディをあげただけで,素早く正確に成果を挙げた」例が示されていました。これは既に学校に限らず,他の企業等でも根付いている考えであるように思います。方法が適切かどうかは怪しいところもありますが…。
学校でやってそう,できそうな実践
・朝一の活動としてPAを行う。
・元気なあいさつで明るい気分を誘発する&雰囲気をつくる。
・若手教員が先輩教員たちの湯茶等を準備する。
・関係機関に伺うとき,菓子折りを持参する。
・温かい雰囲気で登校してくる子供たちを迎え入れる。
・授業前に生徒たちとオリジナルハイタッチをする。
Teacher Has Incredible Handshakes With Each Student | ABC News
注意点
・その子にとって何がキャンディとなるかは,その子によって異なる。
・キャンディがその子に合っていない場合,受け取ることを強要しない。
・全員が受け取ることができるよう,豊富な種類のキャンディを用意する。
さいごに
『明日あげるものを,今日考えよう。』
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